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音楽教室ルーチェ
オーナーへメッセージ

2020年06月23日

6/22 間違えても大丈夫


楽譜を見ながら弾けない、耳で覚えて弾こうとばかりするのを何とかしたいというお母様方の声をよく聞く。
楽譜があまり読めない原因はいくつかあるが、一つには子どもが音を出すことに慎重になりすぎていることがある。

楽譜を見て、全体のメロディを覚え込んで、鍵盤上の手元をみて目で確認しないと音が出せないと思い込んでいる子どもは、間違った音を出すことを怖がっている。
「間違ってもいいから顔を上げてごらん。」
と声がけするだけで、良くなることは多い。
逆に楽譜から眼を離さず、跳躍音程でミスを繰り返す子には
「音は覚えてるから大丈夫。自分の手をみて確かめてごらん。」
と全く逆のことをいう。
どちらの場合も、間違えてもいいんだ、大丈夫と、心を軽くするだけで変わってくる。
出来るようになるにはどうすれば良いのかを考える事が楽しいと思ってほしい。

楽譜が読めない子は眼の動きを観察するといい。
楽譜でなくても、眼の動きと運動が一致する訓練をするとよい。
遊び感覚、ゲーム感覚で取り組めるような方法で訓練するのは他の活動にも役立つと思う。
巷でよく言われるピアノのお稽古は脳の発達に良いというのは、そういう理由もあると思う。
  


Posted by 音楽教室ルーチェ at 08:00Comments(0)