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音楽教室ルーチェ
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2020年04月28日

4/27 親子の距離感

4/27  親子の距離感
5歳Hちゃん、姉の小5Kちゃん、小3 Cちゃんのzoomレッスン
Kちゃんは童謡コンクール金賞連続受賞者であり、うちの教室の中で、一番スズキメソードピアノ教本の進度が早い。
Cちゃんは、スズキメソード 卒業演奏会代表、コンクール入賞、
Hちゃんも童謡コンクール2位の銀賞、スズキメソード ピアノ教本も、ゆっくりな小学生の子たちを追い越し、順調に進んでいる。
うちの教室の中でも特に優秀な生徒さんたちで、共通してご家庭のサポートが厚く、家での練習が習慣化し、生活の一部になっている。
しかし、5年生になるKちゃんは、これからはお母様にはレッスンに関するアドバイスを控えて頂くようお願いした。
充分準備が整ったので、自分の意思で、感性で音楽に向き合ってもらいたいのである。彼女はもう充分その資格があり、自立のチャンスだと思ったので、レッスンで伝えさせてもらった。
スズキメソード では始めは親子で学ぶという側面が強い。
しかし、いつかはお母様の手を離れ、自分で楽譜を読み、指導者とのレッスンを通して、主体的に音楽してもらいたいのである。
その為に、幼い子はお母様の力を借りるが、ピアノに関わらず、全ての教育のゴールは子どもの自立だと思う。
無関心よりはマシだが、過干渉も問題で、一番困るのは自分の思うようにならないと、感情を爆発させ、子供を支配しようとするお母様である。
残念ながら、今まで何人かそういう親子がいて、親の希望でピアノを習わせておきながら、これまた親の都合で強制的に辞めさせるのである。
こんな風になるなら、ゆっくりのペースでニコニコと進んでいく方がずっといい。
私も三人の娘のピアノには、狂うほど強制権を発動した怖い母だったが、ある時その愚かさに気付き、一切自由意思に任せるようにした。
それで進度は鈍り、部活動が始まったり、他にやりたい事ができピアノはやめてしまったが、反省する点はあってもそれで良かったと思っている。
子供に遠慮して甘やかすのは違うと思うが、親子はどこかで適切な距離を取っていくべきだと思う。
今、暇な時には時々ピアノを弾く、抜群に耳の良い娘達を見ていると、親子で泣いたり、笑ったり、怒ったりしながらピアノと向き合った日も悪くはなかったと思う。



Posted by 音楽教室ルーチェ at 08:00│Comments(0)
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